コロナワクチン2回目接種後に免疫低下!帯状疱疹を発症した話

コロナワクチンの接種率が日本でも徐々に上がってきましたが、その一方で若い人たちを中心に感染が爆発的に拡大しています。特にインド由来のデルタ株が猛威を振るっています。40代の筆者も、万が一感染をしても重症化を防ぐため、コロナワクチンを接種しました。その副反応をここに記録すると共に、2回目接種後およそ10日後に現れた帯状疱疹の症状についてご紹介します。
※こちらの記事で紹介した事例は私の実体験です。またコロナワクチン接種後に帯状疱疹を発症するという直接の因果関係について医師から診断された事実はありません。

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筆者の自己紹介

年齢:40代
性別:男
病歴:高血圧症(最高150 最低100)で降圧剤(ザクラスLD)を服用中
既にファイザー製ワクチンを2回接種済

ファイザー製ワクチン1回目接種と副反応

7月13日(火)に接種をしました。
接種後12〜24時間後に、肩が上がらないという副反応があり、倦怠感が若干ある程度でした。会社には全然行ける体調でした。その後も3週間後の2回目接種まで特に副反応はありませんでした。

しかし、今思うと1回目接種後19〜20日ぐらいのときに、胸のまわりがズキンと神経痛が走っていたのが気になりました。会社休むとかそういうレベルではなく、少し違和感があって周りにも「なんか胸のあたりが痛むんだよね」と話す程度でした。

ファイザー製ワクチン2回目接種と副反応

8月3日(火)に2回目を接種しました。ここでは詳細をまとめています。

接種後〜12時間後体の倦怠感あり。よく眠れず
12時間後〜15時間後よく眠れなかったため、午前中の仕事を休むことに
15時間後〜16時間後体の倦怠感あり。38度の発熱。
16時間後〜18時間後38度の発熱。ロキソニンを服用する。
18時間後〜23時間後ロキソニンの服用で微熱に戻る。
23時間後〜35時間後再び38度の発熱のため、ロキソニンを服用。
35時間後〜平熱に戻る。若干頭痛があったためロキソニンを服用。通常の生活を送る。


私の場合は、降圧剤(ザクラスLD)を服用していましたので、薬剤師さんにお勧めされたロキソニンSプラスを服用しています。私の体には合っていたようです。

ワクチン接種後10日後ぐらいから違和感

ちょうどお盆期間となり仕事は夏期休業。そのため体は比較的ゆっくり休めていたのですが、お盆休み後半から体調に異変がありました。

この頃感じた体調の異変
・異常に体が疲れている。あまり積極的に昼寝するタイプではないが、昼寝を2日連続でした。
・少し倦怠感あり。
・胸のあたりがときどきズキンズキンと痛みが走ることがあった
・ワクチン接種後12日目ぐらいには結構気になるぐらいの痛みになった
・胸の下(乳首の下)あたりにダニに食われたような腫れがあった

ワクチン接種後13日後〜14日後

胸の違和感は、なぜか背中の方にも移っていき、背中が痛いことがありました。翌日の午前中はそこまで体調も悪くなかったのですが、午後になると異常に疲れている感じ。夜も体が痛くて眠れませんでした。

軽度の熱中症?

私の場合、睡眠不足になると熱中症みたいな症状が出ることがあるので、ポカリスエットなどを飲むようにしていたのですが体調は改善されず。ロキソニンを服用すると痛みが軽減されるような気がしたので、2回程度服用しました。

ワクチン接種後15日後に大量の発疹発見!

どうも体調が芳しくないことから、お風呂に入って自分の体を眺めていると、数日前の虫刺されと思っていた赤みが大きくなって背中の方に続いていました。これはおかしいぞと思い、半身振り返って鏡で見てみると、背中に大量の発疹が!!!その瞬間、これって帯状疱疹じゃないか?と推測がつきました。

Webで調べてみたところ、ズキズキ痛む感じと発疹のタイミングと非常に似通っており、自分自身で納得。翌日の朝会社を休んで病院に行くことにしました。

診察30秒で帯状疱疹と診断!診察1分で終わり

翌朝、コロナワクチンを接種したクリニックでこれまでの経過をまとめた紙を持って行き診察を受けました。
見せた瞬間、先生が「これは帯状疱疹で間違いないです。帯状疱疹です。」と診断。
「ロキソニンは効きません。抗ウイルス薬を出しておきますので、1週間服用して下さい。これで90%の人は完治します。それでも調子が悪いようでしたら私の所に来て相談して下さい。」

診察の違和感

このクリニック、以前から利用していて先生も割と親切だったイメージだったけど、なぜか今回の診察についてはものすごく事務的な対応。いろいろ考えました。

コロナの問い合わせで疲れているんだろうか。
近くにいろんなクリニックができたからモチベーションが下がっているんだろうか。

でも私も後になって気づくんですよね。
Webで調べたところ、ワクチン接種後に帯状疱疹を発症している人が相当数いることを。

かかりつけのお医者さんに問い合わせするも

いつも血圧の診察でお世話になっているクリニックに電話して、診察をしてもらおうとしました。
これまでの経緯を話して、そちらのクリニックで診てもらいたい旨の話をしましたが、受付の方の申し訳なさそうな対応。

「看護師に確認したんですが、おそらくうちのクリニックでも同じ対応になると思います。」とのこと。

帯状疱疹ってそんなものなのかなぁと違和感が残っていました。

帯状疱疹の治療

今回の帯状疱疹の治療には、アメナリーフ錠200mgを1日1回朝朝食後に2錠服用します。
また疱疹には塗り薬を処方してもらいました。
服用し始めて4日目。段々よくなってきていますが、ピリピリ痛いのは変わりません。

帯状疱疹をワクチン接種後の副反応として認めたくない?

帯状疱疹は、体の免疫が落ちている時に、眠っていた水ぼうそうのウイルスが再び活性化することで発症するとのこと。今回私が患った帯状疱疹が、ワクチン接種後の副反応として直接の因果関係があるかどうかは定かではありません。ただ、お医者さんの反応を見ていると、ワクチン接種後の副反応として扱いたくないという雰囲気を感じました。おそらく他にも同様の事例が出ていると思われます。少なくとも事実として、ワクチン接種後に体の免疫が何らかの要因で落ちてしまい、その際に帯状疱疹が発症したと考えて間違いなさそうです。

帯状疱疹の治療 その後

アメナリーフ錠200mgを1日1回朝食後に7日間服用しました。塗り薬のおかげもあって、疱疹自体は水ぶくれからかさぶた状態になり、人にうつしてしまう心配はほぼ無くなりました。しかしながら、ピリピリする痛みは7日後も変わりませんでした。再びお医者さんを訪問しました。

神経痛の治療薬(プレガバリン)を徐々に服用

痛みがまだ無くならないことをお医者さんに伝えたところ、痛みの治療薬を出すことはできるが、副作用として眠気がすごく出る。徐々に薬になれてもらうためにまず4日間、薬を出してもらうことにしました。プレガバリンカプセル25mgです。これを就寝前に1回1錠飲みます。また4日後、お医者さんにいくことにしました。服用して2日経ちましたが、量も少ないことから副作用は特に感じませんでした。かかりつけのお医者さんは「帯状疱疹痛いよねぇ。しばらく薬飲んでいけば徐々によくなっていくと思うけど、少し時間が掛かるから1週間単位で痛みを感じていって。」と優しくアドバイスしてくれました。確かに先週よりは良くなっているのは事実。日にち薬かな。

今後の治療についてはまた更新していきます。

免疫をしっかりつけよう

私の実体験から、コロナワクチン接種後には免疫が落ちることが間違いなさそうです。しかも接種後すぐではなく、コロナワクチンの効果が出てくるタイミングぐらいから免疫が特に落ちるような気がしています。コロナワクチン接種後は、これに安心するのではなくこれまで以上に体に気をつけて生活をするようにしましょう。

当記事をご覧いただきありがとうございます。

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